タイ古式マッサージとは?

<タイ古式マッサージとは?>



タイ古式マッサージは「世界で一番気持ちいいマッサージ」「二人でやるヨガ」などとも言われています。

主に、「セン」と呼ばれるエネルギーラインへの指圧や「ストレッチ」により、リンパや筋肉に刺激を与えることで自己治癒力を高め、身体の凝りや疲れを癒していきます。

高血圧、冷え性、便秘、アレルギー、頭痛、生理不順、風邪の予防、低血圧、食欲不振、ぜんそく、貧血など60種類以上の症状に効果があるとされています。

また、自然治癒力が高まると代謝が良くなり発汗作用やむくみ改善などの効果も得られるため、ダイエットにも効果的です。

他にも「老化防止」「リラックス」「呼吸調整」「歪み調整」の効果も期待できます。

「二人でやるヨガ」と呼ばれる由縁は、施術者も身体全体を使って施術を行うため、施術者自身にもストレッチ効果が得られるためです。
また、自分の体重圧と呼吸を同期させることで呼吸が整い、自律神経に働きかけ、施術者も心と身体のバランスが整うという効果も得られます。

◆タイ古式マッサージの歴史 ◆タイ古式マッサージの特徴・効果 ◆身体について

タイ古式マッサージの歴史

タイ古式マッサージの歴史は約2500年前にさかのぼります。

その創始者は、釈迦の主治医でありサンガ(仏教僧集団)の筆頭医師として活躍したシバカ・コマラパ(Shivaga Komarapaj)師といわれています。

当時の仏教僧たちを救っていた仏教医学は、インドより仏教の伝来と共にタイに伝わり、中国医学を吸収し、タイ伝統医学として確立されます。
また、ワットと呼ばれる寺院にて無償で民衆を救って行ったと言われています。

ただ、残念なことに「タイ古式マッサージ」の歴史的文献や医学書はビルマ軍との戦火により失われている為、伝わった正確な年やいかに発展したかはほとんど解明されていません。

タイでは今日彼を『father of medicine』として尊敬され、宗教セレモニーにも登場しています。
また、タイ本国では現在でもタイ古式マッサージは伝統病院で医療として行われています。

タイ古式マッサージの特徴・効果



『「セン」の効果』

「タイ古式マッサージ」は人体に「セン」(目には見えないもので解剖学上確かめることのできないもの)と呼ばれるエネルギーラインが72000本存在すると言われています。
その中の基幹的な10本の「セン」が最も重要な「セン」だとされています。
※10本のセンの内6本が脚を通ります。

このエネルギーラインの考え方はインド医学(アユルベーダ)や中国医学にも存在し、そして生命維持に必要なエネルギーを心身全体に行き渡る体内の経路であるとされています。

「セン」を刺激する事で「セン」の周辺に集中する神経や血管が刺激され、血液の流れの促進、身体の痛みの緩和、免疫力を高めるなどの効果があるとされています。

『「ストレッチ」の効果』

呼吸にあわせてゆっくりとストレッチするため痛みを感じることはほとんどありません。
普段使わない筋肉を十分に伸ばすことが出来るので柔軟性が高まり、老化防止、美容効果、ダイエット効果も期待できます。
身体の硬い方も定期的に施術を受けることで身体が柔らかくなります。

『ワットポースタイルとチェンマイスタイルの違い』

タイ古式マッサージには大きく分けて「ワットポースタイル(バンコクスタイル)」と「チェンマイスタイル(北タイスタイル)」があります。
チェンマイスタイルは、ヨガに似たストレッチが多く手のひらや親指を使って交互に圧をかける(歩く)のが特徴です。
ワットポースタイルは、ストレッチよりもセンに対して指を重ねる重ね拇指などの強い指圧が特徴です。
※ITMはチェンマイスタイルの手技となります。

身体について



『コリの原因』

①血流の悪化
血液には酸素と栄養が含まれています。
血液は毛細血管によって全身に新鮮な酸素と十分な栄養を届けます。

一方筋肉の活動によって発生した代謝物やいらなくなった老廃物は静脈を通って筋肉の外に排出されます。
しかし筋肉が凝り固まると血流がてきめんに悪くなり、代謝物が筋肉内部にたまり、細胞にエネルギーが届きにくくなります。
そのため筋肉の収縮がしにくくなり固まってりコリの原因になります。

なので、「温める、もむ、ほぐす」などにより血流をアップさせることで症状が緩和されます。

②姿勢(筋膜)
肩コリや首コリになりやすい姿勢で一般的なのはパソコンを操作する姿勢だと思います。
猫背で顎が出て前かがみになることで、頭の重さが肩や首の後ろの筋肉に集中することによりコリの原因となります。

ただ、姿勢を改善しようと良い姿勢を保とうとしても長く続けられる物ではありません。
なぜなら「筋膜」がゆがんだ姿勢を記憶していて元に戻ってしまうからです。

「筋膜」は筋肉、内臓、骨などを覆う薄い膜で全身をタイツのように覆っていて、姿勢を維持する力の多くを筋膜が支えているため「第二の骨格」ともいわれています。
「筋膜」はコラーゲンとエラスチンというタンパク質繊維がメッシュ状に張り巡らされていて、コラーゲンはほとんど伸びずエラスチンが伸縮性に富んだ構造をしています。
そのため、よく動かしているところは柔軟性にとみ、動かしていないところはコラーゲンと結合して伸縮しなくなってしまいます。
また「筋膜」は全身でつながっているため何処か一か所でも固まるとほかの部分が引っ張られ全身に影響を与えます。

首や肩が凝って頭痛がするというのは筋膜が頭を締め付けている状態です。

③運動不足
運動不足により筋肉を使わないでいると筋肉が萎縮(細く)なります。
同時に筋肉を覆う膜(筋膜)などの結合組織が肥大化するといわれています。

このため、普段あまり運動しない部分では、結合組織の肥大化が進み筋肉が筋膜をロックしてしまい伸縮性が失われコリの原因となります。


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